俺様彼氏と清純彼女~夢のおくりもの~
耳元から顎のラインにかけて、紗和の性感帯はそのあたりにもあった。

女の子同士、敏感な部分は知りつくしているのであるから、後は誰が一番先に、上り詰めるかだった。

「ふたりとも、わたし、もう、だ…め…」

桃子の体がひくひくと引きつり私は、高みに押しやられる。

「い、い…」

そして、体の内側で、何かが弾けた。

極彩色の輝きが、瞳の奥に弾け飛ぶ。

そして訪れる凪ぎの海…

「も、う、二人とも…」

尚哉が私を見詰めている。

いや、は、恥ずかしい…尚哉にイかされるのも恥ずかしいのに、女の子に寄ってたかって、イかされるなんて…



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