俺様彼氏と清純彼女~夢のおくりもの~
†私と尚哉の未来
狂乱のクリスマスも無事に過ぎて、季節は冬へとまっしぐら。
来年は受験生と成るのだが、今一つ実感が湧かない。
人生の転機が訪れる訳なので有るが、どうもピンとこないのが困った物なのだ。
「尚哉は、どっちにするの?経済学部?美大?」
私の質問に尚哉も言葉を濁してしまう始末である。
実質考えていられる時間は、あと四カ月程度。
そこから向こうは、どんちゃん騒ぎで何が何だか分けが分らないいうちに、過ぎてしまうであろう事は簡単に予想がつく。
「私は、文学部受ける。何処にするかは、未だ決めてないけど」
優香は将来の展望がはっきりしているから、進むべき道も早々と決まってしまうのだが、私は未だ霧の中。
来年は受験生と成るのだが、今一つ実感が湧かない。
人生の転機が訪れる訳なので有るが、どうもピンとこないのが困った物なのだ。
「尚哉は、どっちにするの?経済学部?美大?」
私の質問に尚哉も言葉を濁してしまう始末である。
実質考えていられる時間は、あと四カ月程度。
そこから向こうは、どんちゃん騒ぎで何が何だか分けが分らないいうちに、過ぎてしまうであろう事は簡単に予想がつく。
「私は、文学部受ける。何処にするかは、未だ決めてないけど」
優香は将来の展望がはっきりしているから、進むべき道も早々と決まってしまうのだが、私は未だ霧の中。