俺様彼氏と清純彼女~夢のおくりもの~
「大学と言う形はとってるけど、実際は四年間弟子入りみたいな生活に成るみたいだから、桃子には無理だと思う。無理について来るよりは、こっちで、ちゃんとした学校出た方が、良いのじゃないかと思うけど」

尚哉は、そう言ったが、尚哉が行くなら私も行きたい。

「優香も言ってただろ、四年程度で無くなる愛情は、本当の愛情じゃないって。それに、彼女と違って、僕は日本国内だから。その気に成れば、何時だって会いに来る事が出来るじゃないか」

「それは…そうだけど…」

「お願いだから分ってくれよ桃子」

尚哉はそう言って、私の頬にキスをする。

そして優しく抱き寄せてくれた。

私達は、暫く、お互いのぬくもりを確かめ合った。
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