俺様彼氏と清純彼女~夢のおくりもの~
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その日、尚哉は学校を休んだ。
体調がすぐれないと言うのが理由だったのだが、昨日の様子からは、そんな事は感じられなかった。
放課後、私は尚哉の部屋を訪ねた。
私は、彼の部屋の前に立ち、インターホンのボタンを押そうとしたその時だった。
部屋のドアが開いて、一人の男が現れた。
30代前半だろうか。すらりと背が高くて眼鏡が似合う、スーツ姿の男。
私は、その男と眼が合った。