俺様彼氏と清純彼女~夢のおくりもの~
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何度か頂点を感じて、私たちの営みは終わった。
私は、制服を直しながら、さっきの男の事を、訪ねて見た。
「会ったのか?」
「うん、すれ違った、だけだけど」
「特になんでも無いから気にするな」
尚哉の表情が少し曇った。
私はどうやら来てはいけない事を聞いてしまったらしかった。
そして不意に『芙蓉』のナナコママの言葉が頭に浮かんだ。
『ここはゲイバー。男同士の関係を求める場所よ』
私はちょっと、上目づかいに尚哉に尋ねた。