俺様彼氏と清純彼女~夢のおくりもの~
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あの日以来、私は料理の本とにらめっこ状態である。
少なくとも祐二には負けたくは無かったからだ。女のプライドがふつふつと燃え上がった。
…しかし
「ごめんね…失敗しちゃって…」
ふわとろのオムレツの予定が堅焼き卵のばさばさオムレツになってしまった。
「いや、別に…」
尚哉は何も言ってくれ無かったけど、美味しくは無かったはずだ。
心が痛む…
妥当、祐二、男なんかに負けるものかと、ひそかに心に誓った。