俺様彼氏と清純彼女~夢のおくりもの~
「じゃぁ、尚哉と祐二さんの関係って、お金…なんですか?」

ナナコママはにっこり笑って頷いた。

「でも、それって…援助交際って言う事になりませんか?」

「男女の仲ならね。男同士とか女同士には法律は無いの」

「でも…」

「それが政治って言う物よ」

ナナコママはそう言って煙草の煙を吐きだした。

「尚哉の事、自分だけのものにしておきたいの?」

私は迷わず頷いた。

「当分は無理ね、あなた未だ、子供だもの」

「そんな、私は…」

「親のスネ齧ってるうちは大きな事言えないでしょ。あんた、一人で暮らしていける?」

「――そ、それは」
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