俺様彼氏と清純彼女~夢のおくりもの~
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私も覚悟を決めた。自分の夢を探す事にした。
本命は尚哉のお嫁さん。でもその前に、大学に行こう。何かを勉強するんだ。そして世間でもまれるのだ。
もしも、間違って尚哉が祐二さんの会社の社長にでもなったら、私が何も知りませんで済ませる訳には行かないではないか。
自分磨きは見た目だけじゃぁないのだ、中身も大切なのだ。
そう思って、私はちょっとだけ勉強を頑張った。
両親は、何故か心配している。この前の一件で、どこかおかしくなったんじゃないかって…失礼な両親だ。
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尚哉がちょっと、いじけて居る。勉強すると宣言して、私が構ってあげる時間が短くなったからだ。
でも、尚哉、私はお口でしてあげる技を会得したんだからそれで帳消しにしてほしい。
私は本気なんだ。自分のやりたい事を見つける事に。