真夜中のメール
数十分後・・・



“ブーブー”



携帯が鳴ったが、美咲は無視した。


どうせアイツからだろ・・・
また、どうせ人をからかうような内容なんだろ・・・


美咲は携帯が鳴ったことに知らないふりをしていた。


でも、気になるな・・・
どうしよう?見ようかな・・・?

もう、見てしまえ!!


思い切って、見たメールの内容は・・・




『からかってごめんね。本当は、鮎沢に逢いたいと思っていた。』




ドクンと心臓が高鳴り、また顔が赤くなるのが自分でもわかった。

正直、自分も碓氷に逢いたいと思っていた。


碓氷と同じ事を思っていたなんて・・・

私は、早速返信をした。



『私も、そう思っていた。』と。


恥ずかしかったが、何より、碓氷と同じ事を思っていたことが嬉しかった。




翌日、2人は朝早くに学校に登校したが、メールのしすぎ(美咲は生徒会の書類とメール)で寝不足だった。
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