泳×恋

そして今日の練習は終わり、二人で一緒に帰ることにした。
毎日の練習は正直 大嫌いだ。
合宿、強化練習、合同練習
どれもモネと一緒でなければ
耐えられなかったと思う。

しかし 試合でベストタイムを更新した時の達成感と快感がなんともいえないもので 水泳はやめられない。

『そういやさあ、来週の試合なにでるの〜??』

「え、試合だった!?」

『そうだよ〜。忘れてたの?』

「うん、次の中間のことしか考えてなかったから…。」

『あ、モネそっち忘れてたよ!』

「ま 大丈夫っしょ。あと来週は100m背泳ぎだけだよ。」

『一種目だけなの?いいなあ〜。モネ、200と100mの平泳ぎなんだけど。まじだるすぎ〜』

「どうせモネ1位じゃん。」

『あ、やっぱそう思う?』

そんな会話をしているとあっというまに別れる角まできていた。

『じゃあ、また明日ね。』

「うん。バイバイ。」

そして 私は家にむかって歩きだした。
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