豪華絢爛



あいつあれ以上やられると

間違いなく死ぬぞ!!!



素早く殴っている男へと近寄ると

手を掴んだ

予想だにしなかったことに殴っていた少年は驚き

瞳孔が開いていた




龍「そいつ意識飛んでるだろうが、やめてやれ。
それ以上やると死ぬぞ!!」

「アハハッ、僕にそんなの関係ないよ。
てか止めないでよ、これ僕の獲物なんだけど....」



こいつ。

玩具を取られたガキってところだな...

狂ってる!!


龍「だったら俺がお前の獲物になってやるよ。
だからそいつを離せ...」


龍姫が言うと同時に少年は掴んでいた男を壁へと放り投げた


冷たい瞳は新しい龍姫という玩具を手に入れたのが嬉しいのか

好奇心に満ちていた...



「他人助けるなんてバカだね♪
あんたみたいな綺麗な女はヤルのが一番好きなんだけど。
今日の僕は機嫌が悪いから、容赦しない!!!!」


先手は少年がとり、龍姫の顔面目掛けて拳を放ったが

それを難無く避けた龍姫...

左側ががら空きを見逃さず少年は蹴りを入れたと思われたが


刀で防御すると少年の懐に重いパンチを入れた




「ぐッ!!」

こいつ女くせにパンチが強い...

一瞬気を緩んだ所を龍姫が見逃すわけ無く



龍「おりゃッ!!」

少年の衿元を掴むと豪快に背負い投げた





「あの蓮さんが投げられたぜ!!」

「何者んだ、あの女!?」


いつの間にか龍姫達の喧嘩を見るギャラリーが増えていた






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