豪華絢爛



温かい...

体温とかじゃなくて

龍姫に触れられると心が温かくなる...

本当不思議な人。

女なんて一回やったら顔なんて見たくなかったけど...


龍姫は特別。

ずっと僕の隣にいてほしい。

僕の物だけにしたい...



蓮「ねぇ、もっとギュッとして...?」


龍「蓮は甘えん坊だな。笑
今日は特別だぞ♪」


そっと頭を撫でギュッと抱きしめた

そんな和やかな雰囲気を壊すかのように

突然部屋の扉が吹っ飛び


樹「蓮!!!!

お前どさくさに紛れて俺の龍姫ちゃんに手出すなんて!
俺が龍姫ちゃんとイチャイチャするんやし!!!!!」


大声で叫びながら樹が部屋へと入ってきた




龍「ちょっと待て!
俺、樹の物になった覚えないし!!!!」

冷静に樹へと突っ込んだ

五月蝿い樹の登場に苛立った蓮は龍姫から離れると

蓮「龍姫との貴重な時間を邪魔しやがって。
てか壊したらまた那智に怒られるじゃん..」

ぶつぶつと文句を口にしつつ、壊れた扉を壁へと立てかけた



樹「龍姫ちゃんそんな冷静に突っ込まんといて、へこむし...涙


てか何してたん!!!
そんな格好で!!!!」

わなわなと龍姫と蓮へと指を差した



ふと我に返って自分の下着姿と

蓮の上半身裸の格好を見返した



そういや洗濯中で、俺の着る服ないんだった!!


龍「てかそんなことより、俺の服今洗濯中だからさ。
樹のそのシャツ脱いで貸して!!」

樹「龍姫ちゃん積極的やし///
俺に脱いでやって♪」

ほんのり赤く染め、まるで恋する乙女のような顔....


樹キモイ。

頼んだ相手を間違えたわ...

龍「やっぱいいわ...」

樹「え〜!!!
俺の着ていいし♪」

焦った樹は素早く脱いで龍姫へと着せると

ご丁寧にボタンまで止めてくれたのだ






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