豪華絢爛
あいつ中々いい奴じゃん!!!
てか行動が早いな...
さすが上に立つ者だな
龍姫は部屋へ入り、机の上に飾られている二人の男女の写真を見た
写真の中の人物は楽しそうに笑っていた
龍「母さん、父さん....」
俺の母さんは自分で言うのもなんだが、美人で強くて憧れの女性だった
空手・合気道・柔道・剣道、武術の達人で道場主だったんだ...
今の日本で女が生きていくには辛いからって、武術を教えてくれたんだよな〜
そんな母さんとは正反対に父さんは優しくて、有名な車のレーサーをしてたんだよな
でも俺が小学生のとき交通事故で母さんは死んで...
父さんは命は助かったけど、ずっと目を醒ますことはなく。
こないだ死んじゃったんだよね。
あの事故を起こした犯人はまだ捕まってないんだよね...
龍「はァ...
俺がヤクザのボディーガードなんてやってること知ったら怒るかな?」
そんなことを考えているうちに、疲れがどっときたのか
いつの間にか眠ってしまった