豪華絢爛
龍姫の部屋とは反対側のある部屋
ここは御海道組頭の部屋....
煙草を吸ってソファーに座っている獅輝がいた
ト「4代目、あの女性は綾神皐月(アヤガミ サツキ)の娘だったんですね。
どうりで人間離れした運動神経だったんですね。」
トキと言われた親父がソファーの後ろに立っていた
龍「あァ」
フーっと口から煙りを吐き天井へと向いた
上「トキさん、綾神皐月って言ったらここいらじゃ有名じゃないですか!!
武道の名で有名な女性ですよ。
そんな方の娘がボディーガードとは...」
ト「ただの素人娘だと思っていたのに驚きましたよね、上島さん!!」
トキは隣にたっている上島と呼ばれた同年代の男へと話した
ト「それよりも4代目、綾神龍姫さんのこと少しばかり気に入ってますね?」
トキは妖しく笑いながらソファーへと座っている獅輝の耳元で呟いた
獅「トキにはばれるか...
少しばかり興味をそそられるんですよ。
あの娘には...」
獅輝の笑みはいつもと変わらないように見えるが
幼いときから仕えているトキはわかってしまったようだ....
ずっと作り笑顔だったこの方が
素で笑っておられる!!!!
綾神龍姫
未知な女性だ....
これからが楽しみですね♪
トキも嬉しそうに笑っていた