豪華絢爛
獅「消毒ですよ。」
龍「何が消毒だ!!!
ばい菌がはいるっての!!」
獅輝の躯を押し、距離をとった
その行動に不服だったのか獅輝は不機嫌なオーラを醸し出していた
それに気付いたトキが
倒れている男たちへと近寄り、身元を調べ始めた
左胸につけているバッチを手にとり
上島へと見せると獅輝へと手渡した
直ぐさまパソコンを開き上島が何かを調べ始めた
龍「ねェ、上島さん。
さっきトキさんが獅輝に渡したバッチみたいなの、あれなんなの?」
上「綾神さん、あれは代紋(ダイモン)ですよ。」
龍「代紋...?」
上「簡単に言えば、どの組かわかるバッチですね。
あッ、4代目わかりましたよ。
こいつら羽柴組の下っ端の奴らですね。」
上島さんの言葉を聞いて、一瞬獅輝の顔付きが変わったような気がした...
龍「獅輝、大丈夫か...?」
獅「ええ、大丈夫ですよ。
上島は幹部達に連絡を、トキはこいつらから情報を吐かせて下さい。
龍姫は私と帰りますよ」
トキと上島は獅輝の命令を聞き入れると直ぐさま行動に移っていた