豪華絢爛



浅「あッ!ケーキだ♪」


龍「何処やッ!!!!」



さっきまで寝ていたのに...

浅羽の一言で瞬時に起き上がった綾神 龍姫



浅「おはよう、龍姫♪
もう学校終わっちゃったよ〜」


そう言って何事もなかったかのように素早く龍姫の荷物をまとめ、鞄を机の上に置いた




まだ少し眠いのか、龍姫は目を擦りつつ教室を見渡していた


あれ...

ケーキもないけど

誰もいないじゃん!!!!!!!!


龍「凛(リン)!!
またケーキがあるなんて嘘ついたな!!!
しかもまた誰もいないじゃん...
もっと早く起こせっつうの!!」


プンプンと怒り鞄を手にとると、竹刀袋を持って教室を出た


このギャル系な女は俺の大親友!!

浅羽 凛(アサバ リン)



化粧ガンガンにして今時の女の子だ♪

見た目はチャラそうだけど、実は俺のクラスの担任

ちなみに、俺の担任である恭ヤン(独身・28歳)に一途に片思い中だ♪




凛「だって授業中に起こすと龍姫機嫌悪くなるじゃん!
あッ、龍姫恭ヤンから呼び出しかかってるよ!!」


龍「はァ!?
バイト入ってるからパス。変わりに凛が行ってきたらいいじゃん♪」

あッ!!
てか昨日でバイトやめさせられたんだった...



バイト見つけないとやばいや....


両親が死んでから俺が家の形勢を立てんだよね

食べざかりな中学生の弟2人と暮らしてると

食費が大変なんだよね....

さてどうしようかな〜



そう言って恭ヤンの呼び出しなど頭から消え、靴箱から靴を取り出し履いた







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