豪華絢爛



すると店員さんが注文していたバーガーを持って来た


店「お待たせいたしました。」


龍「やっときた♪」


龍姫はトレーを取り、店員は番号札を取って去って行った



よっしゃ!
やっと食べれる♪

元気よく手を合わせた


龍「いただき」


「ねぇ、俺と遊ぼや!!」


龍「んぁ!!?」

くそが!!
俺の至福の時間を邪魔する奴は誰だ....?



声がした方向を見ると、自分の隣に見知らぬ男が座っていた


オールバックな赤い髪

黒いロンTにシルバーの十字架が光り、Gパンを着て


左目には骸骨が描かれ、眼帯が気味悪く龍姫を見つめていた





絡むとめんどい...
無視が一番だ♪

龍姫は睨むと手を止めていたハンバーガーへとかぶりついた


「睨むなって、美人さんが台なしやん。
てかマジ二人共俺好みの女やし!!
なァ俺らのクラブに遊びに行こや♪」



龍姫は男がいないかのように食べるのに集中していた



「名前何て言うん?
俺は樹(イツキ)!
美人さんは?」

そっと龍姫の肩へと腕を回した


樹と言う男は無視続ける龍姫に臆すことなく話し続けた





ちッ!!
こいつマジうざい...


そろそろ我慢の限界が近いのかいらいらし始めた龍姫


だが樹はそれに気づいていないようだ...




樹「もしかして美人さんって、ツンデレ?
マジ可愛い!!

なァ、俺と一緒に遊んでや♪」



あ〜ァ
龍姫ご立腹じゃん。

この男もしつこいね。




ずっと閉じていた凛が、口を開いた


凛「ねェ、そろそろ諦めた方が身のためだよ。」


樹「えッ?」




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