豪華絢爛







龍「はァ...
本当今日は疲れた。」


ベッドへと腰を下ろすと髪を乾かし始めた





龍姫の背後で何かが動いた

スーッ

ガシッ!!

後ろから誰かに抱き着かれた


龍「なッ!?」

驚いて後ろを振り向くと、そこには獅輝がいた



俺が簡単に背後を取られた!?

しかも獅輝の気配に気付かなかったなんて....



獅「龍姫に話すことがあるんです。
今日あなたの隣に座っていたのば破龍華″と言う暴走族の副総長を任せられてる男なんです。」



龍「へェ〜、あのチャラそうな奴が副総長か。」

破龍華


そういや零と壱のマンションであった男ま破龍華だったような

なんで暴走族と関わる率が高いんだろうか...




獅「破龍華には副総長が二人いて、もう一人は狂犬と呼ばれる者。
そいつよりも樹の方に気をつけて下さい!

どうやら樹は貴方に興味を持ってしまったようですから....」


まるで龍姫を敵から守るかのように抱きしめる力をギュっと強めた



龍「獅輝は壱みたいに心配性だな!
俺は大丈夫♪」


そんなことよりも....



龍姫はそっと窓へと目を向けた耳を澄ました


雨の音が聞こえる....

雨が降ってるのか




もぉ6月だから梅雨の時期か....

だから身体が鈍って気配を感ずくのが遅れたんだな。




雨は嫌い....



嫌なことを思い出させるから





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