契約執事~ボクと貴女とキミの契約~天使の花音
クス。


礼夜さんが、笑った。

「私は、逆に幸運ですね。契約執事とはいえ、お嬢様の執事になれたのですから。」


「いっいえっラッキーなのは、あたしですっ」


あたし、きっぱり。


「学校…転入ですけどっ礼夜さんが居て下さるなら……っ!なんか、頑張れそうですもんっ」


あたし、ガッツポーズだ。


「…でも、契約執事って。なんの契約なんですか?」


最初から疑問だったんだよね。


礼夜さんは、必ずそれの答えを隠すし。


うう。


気になるんですけどぉ~~
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