俺様、拾いました。
お勉強会をしましょう
次の日、学校に行くと・・・
「おぉっ~!!カップルの登場だ!」
アホ葉山が、教室に入ってすぐにはやし立ててきた・・・。
まぁ、仕返しとして足かけしといた。
女子の目線は最悪だし、理巧は不機嫌だし。
なんなんだ、いったい!!
良いことといえば誘の機嫌がめちゃくちゃいいこと。
しかもカラオケから帰ってきてからずっと~、、、
「美茉~ちゃん?」
申し訳なさそうに野乃花が来た。
「これ、何ごと?」
「うん・・・、あのねぇ・・・・。美茉ちゃんと誘くんのこと昨日置いてったでしょ?
そのこと、理巧くんは反対だったんだけど無理やり葉山くんが推し進めて・・・
で、不機嫌になっちゃったみたい・・・」
「そう、、、なんだ、、、」
誘と帰れなかったことがそんなに悔しいのかな?
「でさぁ・・・お願いなんだけど、、、?」
「ん、なに?」
「夏休み、前、言ってた別荘Okもらったんだけど・・・」
「えっ!!マジ!!!」
「うん!なんだけど・・・条件があって・・・」
「条件?」
「あたしがテスト650以上とればなんだって・・・
でさぁ、勉強会でもしないかと思ってさ。そして・・・理巧くんもどうせなら誘ったらって言うし・・・」
「今・・・・ねぇ。じゃぁ、あたし交渉してみるよ。」
「ありがとう!!
誘くんと葉山くんも理巧くん来るなら呼ぼうと思ってんだけどいい?」