性別≠不一致
「突き合う? まあ確かに突き合ってはいるけど、こんな真昼間からそんな卑猥な言葉を聞くとは思わなかったわ」
「そっちじゃねえよ! なにをどうしたらそっちの漢字に変換されんだよ!」
「ナニをどうしたって……そりゃあまずはお互いのナニを」
「おい馬鹿やめろ! 俺にそんな生々しい話を聞かせるなぁあああ!」
もうやだこの人。助けて神様。
折角答えが出てきそうだったのに、マミさんのせいでスタートに戻るのだった。
どうやって収拾付けようかと考えていると、マミさんが今度はコツンッとフライパンで小突いてきた。
「兎に角、私が言いたいのはたった一言」
マミさんは女神のような慈悲深い笑みを浮かべると、
「ホモ野郎はさっさとSI☆NI☆SHA☆RA☆SE」
片言で誤魔化してるけどめっちゃ恐ろしいこと言ってのけたよこの人ぉぉぉおおおおおお!?