気まぐれ短編集
チョコレート
春満開。辺り一面桜満開の最高のシュチュエーション。その中でも一際大きな桜の木の下で私、花森深雪は今世紀最大の勇気を振り絞ります!
『あ、あ、あ、あの!私2年3組の花森深雪って言います!ずっと先輩のことが好きでした。つ、つ、付き合って下さい!!』
恥ずかしすぎる!!
勢いよく頭を下げて目を力一杯瞑り先輩を視界に入れないようにした。
フワーっと風が舞い桜の花びらが辺りをまっている。
うん、とっても綺麗。
視界が開けてればの話だけどね!
あぁあまりの恥ずかしさに現実逃避してノリツッコミしてしまった。