気まぐれ短編集
『ほんとに。』


「もっと喜べばいいのに。あんなカッコイイ先輩の彼女なんてその辺の女子の憧れの的でしょ。」

『そうなんだけどさ。なんで先輩オッケーしてくれたんだろ。』


「自分で告白しといてそれはないでしょうよ。まぁこれからなんだからそう思い詰めなさんなって。」


…ふー。そうだよね。せっかく付き合えたんだから楽しくいかなくちゃ!

『うん!』


美紀に笑顔で答えた。
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