この声がきみに届く日‐うさぎ男の奇跡‐
「大丈夫。美代は風呂の用意してろ」
俺はポケットから山吹にもらった初収入を出した。
「それに今日は俺がおごりたいから」
そこまで言うと、美代はようやく渋々ながらも了解してくれた。
俺は美代を残してひとり近くのコンビニに来た。
いろいろ売っているが俺はおにぎりを数種類かごに入れレジに向かった。
「525円になります」
素っ気ない男の店員が言う。
俺は封筒から紙を一枚取り出した。
「これで足りるか?足りないならまだあるが…」
俺の言葉に店員は一度、大きな目で俺を見た。
そして、何も聞かなかったかのように会計をする。
「9475円のお返しになります」
店員は紙とコインとおにぎりの入った袋を俺に渡した。
…なんとか足りたようだ。
「ありがとう」
俺は店員に礼を言うと、コンビニを後にした。
俺はポケットから山吹にもらった初収入を出した。
「それに今日は俺がおごりたいから」
そこまで言うと、美代はようやく渋々ながらも了解してくれた。
俺は美代を残してひとり近くのコンビニに来た。
いろいろ売っているが俺はおにぎりを数種類かごに入れレジに向かった。
「525円になります」
素っ気ない男の店員が言う。
俺は封筒から紙を一枚取り出した。
「これで足りるか?足りないならまだあるが…」
俺の言葉に店員は一度、大きな目で俺を見た。
そして、何も聞かなかったかのように会計をする。
「9475円のお返しになります」
店員は紙とコインとおにぎりの入った袋を俺に渡した。
…なんとか足りたようだ。
「ありがとう」
俺は店員に礼を言うと、コンビニを後にした。