この声がきみに届く日‐うさぎ男の奇跡‐
まただ…
また胸がおかしくなった。
最近の俺は身体はすっかり完治したが
かわりに胸を患ったらしい。
こんな風にすぐに胸が苦しくなる。
医者は胸については何も言っていなかったのに。
全く、マジでヤブ医者だ。
『美代…泣くな』
俺はすがるように美代の足にすりよった。
美代の悲しい顔を見ると、俺も悲しくなる。
『美代…』
俺がそう呟いた時だった。
ガバッ
『ッ!?』
「捕まえた~!!」
突然
いきなり元気になった美代が勢いよく俺を抱き上げた。
は……?
混乱する頭で美代のドヤ顔を見て初めて俺は騙されたことを理解した。
『くそ…卑怯だぞ!』
「へっへっへ~♪」
『くそったれ…!』
あんなに心配してやったのに
胸まで痛くなったのに
マジであり得ねぇ…!
ジタバタする俺を笑いながら美代は撫でる。
そして美代は
「マサルさん、だぁい好き」
そう言うと俺に軽くキスをした
また胸がおかしくなった。
最近の俺は身体はすっかり完治したが
かわりに胸を患ったらしい。
こんな風にすぐに胸が苦しくなる。
医者は胸については何も言っていなかったのに。
全く、マジでヤブ医者だ。
『美代…泣くな』
俺はすがるように美代の足にすりよった。
美代の悲しい顔を見ると、俺も悲しくなる。
『美代…』
俺がそう呟いた時だった。
ガバッ
『ッ!?』
「捕まえた~!!」
突然
いきなり元気になった美代が勢いよく俺を抱き上げた。
は……?
混乱する頭で美代のドヤ顔を見て初めて俺は騙されたことを理解した。
『くそ…卑怯だぞ!』
「へっへっへ~♪」
『くそったれ…!』
あんなに心配してやったのに
胸まで痛くなったのに
マジであり得ねぇ…!
ジタバタする俺を笑いながら美代は撫でる。
そして美代は
「マサルさん、だぁい好き」
そう言うと俺に軽くキスをした