この声がきみに届く日‐うさぎ男の奇跡‐
真実
「え…?山吹さん…マサルさんの親友じゃ…なかったんですか?」
美代がぽかんと言った。
「あ~…ごめんな?あれ嘘やってん。まぁ、今や親友かもしれへんけどな?」
「え?う…嘘…ですか」
「せや。ついでに休暇中に四方八方調べたんやけどな。マサルさんも天使やったわ!」
山吹はサラッと言った。
………は?
山吹があまりにも普通に言うから、俺は一瞬聞き間違えかと思った。
しかし…
「マ…マサルが天使?!天使ってあの頭に輪っかがついてるあれか?!」
どうやらヒゲ男にもしっかり聞こえたらしい。
美代は言葉も出せなかった。
「思い当たることはあるやろ?マサルさんは海で夏美ちゃんの消えかけの命を甦らせたし、寿司屋ではTV関係者の記憶を操作しとった」
……は………?
「無意識とはいえ、全部ほんまは違法行為やで」
…………
俺が…何をしたって…?
「コントロールがうまくできへんのに力を使いまくるからリバウンドしたんや」
美代がぽかんと言った。
「あ~…ごめんな?あれ嘘やってん。まぁ、今や親友かもしれへんけどな?」
「え?う…嘘…ですか」
「せや。ついでに休暇中に四方八方調べたんやけどな。マサルさんも天使やったわ!」
山吹はサラッと言った。
………は?
山吹があまりにも普通に言うから、俺は一瞬聞き間違えかと思った。
しかし…
「マ…マサルが天使?!天使ってあの頭に輪っかがついてるあれか?!」
どうやらヒゲ男にもしっかり聞こえたらしい。
美代は言葉も出せなかった。
「思い当たることはあるやろ?マサルさんは海で夏美ちゃんの消えかけの命を甦らせたし、寿司屋ではTV関係者の記憶を操作しとった」
……は………?
「無意識とはいえ、全部ほんまは違法行為やで」
…………
俺が…何をしたって…?
「コントロールがうまくできへんのに力を使いまくるからリバウンドしたんや」