透明な想いを君に…。
俺ゎよく、空を見にいく。好きなんだ。あの、「蒼」が。
その日も俺ゎ空を見に秘密の場所へ。
誰も知らない俺だけの特等席。
そこに行くと…。「あの子」がいた。
俺ゎ慌てて隠れる。
きっと知らない人だったら、自分しか知らないと思っていた場所を
知っていたと腹を立てるとこだが、
「あの子」だと、絶対にないと思っていた2人の共通点ができて
嬉しくて小さくガッツポ-ズをした。
そして「あの子」に声をかけようと近づくと、泣いていた。
声も出さずに。必死で、何かを隠すように泣いていた。
びっくりした。あんなに感情を押し殺して泣く人を見るのゎ初めてだ。
女子って可愛い顔を作って泣くんだと思っていた。
心配してくれる人の優しさに甘えているのだと思っていた。