選択
長い廊下を男の後に続いて歩く
男があるドアの前で立ち止まり映画でよくみる装置に男の手をかざした
ドアが左右に開く
「こちらへ」
男は少し振り向きながら私を誘導する
少し躊躇したがドアの向こうに見覚えのあるものが少しだけ見えた
「!」
巧の靴!
私は足早に駆け寄る
間違いない!巧の靴だ!
靴を握りしめ男に詰め寄る
「巧は?!」
男は無言で壁についたボタンを操作する
すると目の前の白い壁が左右に開きガラスの壁が現れた
そのガラスの壁の向こうにあるベッドに巧は寝かされていた
色んなチューブと色んな機械に繋がれている巧
「巧!」
私はガラスにしがみついた
「何があったの?!なんで巧は繋がれているの?向こうに・・巧の近くに行かせて!」
頭が混乱し言葉がうまく出てこない
「落ち着いて聞いて下さい」
男はゆっくりと話しはじめた
「巧君は」
「・・・」
「未知のウィルスに感染していて」
「・・・」
男があるドアの前で立ち止まり映画でよくみる装置に男の手をかざした
ドアが左右に開く
「こちらへ」
男は少し振り向きながら私を誘導する
少し躊躇したがドアの向こうに見覚えのあるものが少しだけ見えた
「!」
巧の靴!
私は足早に駆け寄る
間違いない!巧の靴だ!
靴を握りしめ男に詰め寄る
「巧は?!」
男は無言で壁についたボタンを操作する
すると目の前の白い壁が左右に開きガラスの壁が現れた
そのガラスの壁の向こうにあるベッドに巧は寝かされていた
色んなチューブと色んな機械に繋がれている巧
「巧!」
私はガラスにしがみついた
「何があったの?!なんで巧は繋がれているの?向こうに・・巧の近くに行かせて!」
頭が混乱し言葉がうまく出てこない
「落ち着いて聞いて下さい」
男はゆっくりと話しはじめた
「巧君は」
「・・・」
「未知のウィルスに感染していて」
「・・・」