いい意味で
僕はそれに飽きて、また外を見る。りうはうまくやってるだろうか。

またボーっとしてると、前を走るかおりちゃんの車の窓から、りうが顔と手を出して
ぶんぶん振り回していた。

ああ、楽しんでるみたいだな。

そして、ようやく目的地に着いた。
みんなそれぞれが伸びをして、じゃあ行くか!ってことになった。

蝉がジージーうるさい!夏だ!こういう自然がいいんだよ自然が!!
僕はかなりテンションがあがって、りうに面倒くさがられた。

歩いてちょっとすると、青池がある。
凄い綺麗だ。こんな池みたことねぇや!なんとなく、若菜さんの羽の色もこんな色が混じってた気がする。

いやしかし、本当に綺麗だ。
おんちゃんもりうもテンション上がって、写真をとったりしてる。

聞いた話によると、なんでこの池がこんなに青く見えるの解明されていないらしい。

でも僕はそれでいいと思う。こんなに綺麗なんだから、別に理由はいらないよな。
そっちの方がかっこいいよ。

そして、また自然の中を歩いていく。
おんちゃんとりうとかおりちゃんとゆりかちゃんは前を歩いて、
僕はえみちゃんと話しながら歩いていく。
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