いい意味で
僕「そういえば車んなかで聞いたんだけどさ、えみちゃんて若菜さんと幼稚園から高校までずっといっしょだったの?」

えみ「うん。そうだよ。もうず~っと一緒!」

僕「へ~!それも凄いよねぇ。いわゆる幼馴染だ。」

えみ「そうそう!いわゆるそんな感じ!でも、初めて生よし君に会えて感激だよぉ。」

僕「ええ…なに?俺どういうリアクションとればいいの?」

えみ「いやいやいや、若菜に聞いてたからさ。よしくんの事。」

僕「ああ。そうなんだ?若菜さんとはよく遊ぶの?」

えみ「うん。遊ぶよ。お茶したりドライブいったり呑みにいったりねぇ。あと若菜には彼氏もできたしね。」

僕「そうみたいだねぇ。幸せそうで良かったよ。」
そうかぁ。相手も妖怪なのかなぁ
でもさすがに聞けないよな。えみちゃんには。

えみ「うん。若菜いい子だし可愛いのにずっと彼氏いなかったからねぇ。」

僕「ねぇ。俺が前会ったときも二年位彼氏いないっていってたもんな」

えみ「そういえば、今日よし君達と青池観にいくっていったら、若菜も超行きたがってたよ。」

僕「そっかぁ。」
会ったら僕は、また若菜さんを好きになるだろうな。
でも、あの話のようにはなれないよ。それに今、若菜さん彼氏いるしな。

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