いい意味で
僕も枕もとのそばにいき、若菜さんの寝顔を見てみる。
まだ細かい傷がいくつもある。
痛いし怖いって言ってたよな…ナイフで手を切ったときも…
なのに血だらけの怪我を負っても、僕を助けようとしてくれたんだな。この人。
今はスースーと寝ている若菜さんの笑顔を思い出して
やけに愛おしいような、申し訳ないような気分になった。
ありがとう。
若菜さんのお父さんが「そろそろ行きましょうか。」と枕元を離れる。
僕「あの…やっぱり今日お家に泊まらせていただいてもいいっすか?」
昌也「え、はい。もちろんですよ。」
僕は、若菜さんを信じようと思った。
第五章に続く
まだ細かい傷がいくつもある。
痛いし怖いって言ってたよな…ナイフで手を切ったときも…
なのに血だらけの怪我を負っても、僕を助けようとしてくれたんだな。この人。
今はスースーと寝ている若菜さんの笑顔を思い出して
やけに愛おしいような、申し訳ないような気分になった。
ありがとう。
若菜さんのお父さんが「そろそろ行きましょうか。」と枕元を離れる。
僕「あの…やっぱり今日お家に泊まらせていただいてもいいっすか?」
昌也「え、はい。もちろんですよ。」
僕は、若菜さんを信じようと思った。
第五章に続く