いい意味で
僕「これなに?なんかの雑音かな?」
智久「いや、なんだろう。でもこんな猫の声みたいな雑音入らないでしょ。」
僕「まぁな。完全に猫の声だもんなぁ。気味悪いなこれ。」
智久「うん。外で鳴いてたとしても、スタジオ内まで届くはずないしね。」
僕「これ…消しちゃったほうがいいな。」
智久「うん。なんか気持ち悪いから消しちゃおうよ。でもネコの声に似てなかった?」
僕「そういわれてみればそうかもしれないけど。」
僕等の家では、昔猫を飼っていた。名前はそのまんま「ネコ」
僕が小学校五年生の時に、近所で捨てられていて拾ってきたんだ。
そして、去年病気を患い、16年の人生にピリオドを打ち、天国に行ってしまった。
智久「まぁいいか。消しちゃおう。」
そういって、智久はデータを消した。
なんだろう。さっきの猫の声のような雑音は。
でも、僕は3月に妖怪を見てる。世の中不思議な事が起きてもなんらおかしくはないだろう。
だが、明日は若菜と会う日だ。何故今日そういう事が起きるのだろう。
少し、ぼくの心にもやっとするものが生まれたが、無理やりかき消した。
そう。明日は若菜さんと会う日だ。
第七章に続く
智久「いや、なんだろう。でもこんな猫の声みたいな雑音入らないでしょ。」
僕「まぁな。完全に猫の声だもんなぁ。気味悪いなこれ。」
智久「うん。外で鳴いてたとしても、スタジオ内まで届くはずないしね。」
僕「これ…消しちゃったほうがいいな。」
智久「うん。なんか気持ち悪いから消しちゃおうよ。でもネコの声に似てなかった?」
僕「そういわれてみればそうかもしれないけど。」
僕等の家では、昔猫を飼っていた。名前はそのまんま「ネコ」
僕が小学校五年生の時に、近所で捨てられていて拾ってきたんだ。
そして、去年病気を患い、16年の人生にピリオドを打ち、天国に行ってしまった。
智久「まぁいいか。消しちゃおう。」
そういって、智久はデータを消した。
なんだろう。さっきの猫の声のような雑音は。
でも、僕は3月に妖怪を見てる。世の中不思議な事が起きてもなんらおかしくはないだろう。
だが、明日は若菜と会う日だ。何故今日そういう事が起きるのだろう。
少し、ぼくの心にもやっとするものが生まれたが、無理やりかき消した。
そう。明日は若菜さんと会う日だ。
第七章に続く