勇馬、三城side

2人はとにかく手前から順番に部屋に入っていき、
中をしらみ潰しに捜した…
特に鍵のかかった部屋などは無く、
スムーズに捜索作業は進んだ…


やがて館の一番奥の真ん中寄りの部屋に着いた。


勇馬「ここで最後だな…ここに無ければ圭介の方にあることになるな…」

そう言って最後の部屋のドアを開けた…

すると今までの部屋とは違う部分があった…

部屋の奥にもうひとつドアがあったのだ。

開けようとするが、どうも鍵がかかっているらしく開かない。

あとでこのドアのことを圭介に報告しよう…そう思い部屋を出ると廊下はかなり暗くなっていた。


2人は暗闇の中、急いで来た道を戻った。

10分程歩いてホールに戻ってきた2人だった…
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