LOVE SONG
「…そうですね。わかりました。このお話、引き受けさせて下さい」

「そうか、それはよかった」

と、いうわけで、中里は14歳の新人の女の子のデビュー曲を引き受ける事になった。

中里は、早速隣の会議室に移動して今受け取ったCDを聞いてみた。

「お〜。ザ、アイドルって感じ。よ〜しっ、思いっきり可愛く書くぞ〜」

と、中里は、何度か曲を聴くと、一気に詞を書き上げた。

そして、一時間後、

「春木さん、出来ましたっ」

と、中里は事務所に戻って来た。
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