LOVE SONG
「ううん、これから」

「よかったら、一緒に食べないか」

「不破さん、時間いいの?」

「ああ、今出先での仕事終わって、丁度昼飯食おうとしてたとこだから」

と、いうことで、二人は近くのレストランに入った。

座ってメニューを見て頼み終わると、中里は、

「不破さん、ご結婚、おめでとうございます」

と、いきなり頭を下げた。

「あ、ありがと」

不破は少し戸惑いながら、姿勢を正し、お礼を言った。
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