LOVE SONG
「そうよね。社内恋愛だったから、ちゃんと結婚決まるまではって、誰にも内緒にしてたから、同僚の皆も誰も知らない事だし、このまま、直子には、内緒でいいですよね?」

「ああ。俺のわがままで申し訳ないが、直子には伝えないでほしい。マル秘事項として、墓場まで持って行ってくれ」

と、不破は、両手をテーブルについて、テーブルに頭が付くほど、頭を下げた。

「了解です。顔上げて下さいよ」

「サンキュ」
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