LOVE SONG
高原は助手席に座っているマネージャーに話しかけた。

「中里さんと、も一回会いたいんだけどさ。会えるかな?」

「今日か?」

「できれば」

「ん〜」

マネージャーはスケジュールをチェックした。

「向こうのスケジュールが空いてればだな」

「空いてるよー。デートってこともないしさ」

と、笑いながら前迫。

「…」

成田は窓の外を見ていた。

「そうだな。じゃ、これからテレビ青山だから、そこで会えるかどうか聞いてみよう。別に特別に時間とらなくていいんだろ?」

「うん、ちょっと顔見るだけでもいいよ」

と、岡林。
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