私。
「••••••お嬢様。大丈夫ですか?」

ゆっくりと、私は身体を起こした。

「春彦•••どーしょうっ私 跡取りになれないかもっ」

執事の、小川 春彦。私の大切な、励ましてくれた。

「大丈夫デス! 瑠璃様なら、きっと。」
「うんっ!ありがとう。春彦•••」

二人とも、最高の笑顔で笑った。
「•••あっこれ、バナナケーキです。どうそ」
「ありがとう。バイバイ。」
ーガチャンー

ポロポロと涙が溢れる

「うぅっ」

一人なったとたん出た。
パクパクと、バナナケーキを食べた

涙を、とめるため。


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