◆ツンデレ彼氏?!◇2
「帰り、俺が遅くなって…お前そんとき兄貴と一緒にいたって言ってただろ?」
「あ!うん」
「俺、それみたんだけどさ…」
零の顔がみるみるうちに赤くなっていく
「兄貴だと思わなかったから…
ちょっと嫉妬した…―」
え?
嫉妬…?
零の顔がさっきより赤くなってる
「…かわいいっ」
思わず本音が出てしまった
かわいい、なんて
零怒るかな…?
「かわいくねぇよ!」
やっぱり怒った…
「かわいいもん!」