言葉の鏡
その日から毎日絶さずメールをした。

大学生と高校生…


生活パターンは全然違うはずなのにメールが直ぐに返ってきた。

カイさんがメール返信がにがてなのになゆさんに言われるまで気付かなかった…


ごめんね…

外は雪が積もるころなゆさんからメールがきた。


[あれからナツちゃんどう?カイに変な事いわれてない?カイちゃんとメール返してくれる?]
私はこの質問に疑問を抱いた。

[カイさんかなり返信早くてびっくりしますよ。メールも長いですし。]

と返すとなゆさんは驚いたらしい。

[まぢで!カイが長文かぁ!驚くわぁ!いつも、短文で絵文字なしのカイが!よっぽどナツちゃんの事きにったんだょ。よかったねぇ!頑張れ!]

なゆさんに応援された。嬉しかったぁ。


これから…

カイさんとどうなるんだろう?

期待と不安でいつのまにか胸がいっぱいだった。

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