言葉の鏡
すると…
息を切らして誰かが走ってくる。

『なっちゃんまってょ!明日は誕生日だょね。これ持ってきなぁ。』
と袋を差し出した。

私は何がなんだか分からずただ呆然と少しの間立っていた。

『ありがとございます。いままでどこにいたんですか?』
と驚きを隠しながら聞いたがバスの時間になり
結局何にもはなせないままバスに乗りこんだ。

席に座り袋を開ける。
Poohさんの縫いぐるみとティガーの写真立てが入っていた。

そしてメッセージカードが入っていた。

《なっちゃんへ
誕生日おめでとう。前好きだった言ってたPoohさんをプレゼントします。飾ってね。またあとでメェルします。》

私はすごい飛び跳ねるくらい嬉しかったっ。

誕生日覚えててくれたことに驚いた。

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