言葉の鏡
高校の短い夏休みも終りいつもの日々が始まった。

毎日、6時間目まで授業をしつまらない毎日。

しかし、違っていたのは私の気持ち。


彼の事をどこかしら頭の恥においていて考えている私がいた。


担任の先生にN大学のオープンキャンパスに行った事を伝え、N大学がどんな大学か聞いた。

そして…


私が目指す大学がここで明確になった。


彼がいるN大学になった。


福祉の事を勉強し始めた。


トンボも飛び始めた秋の日の事だった。
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