~メールから始まる恋~



『今度の休み、誕生日ケーキ作って持ってくるね。』

「分かった。
手作り楽しみにしとくね。」

『あんま、自信ないけど。』





今度の休みの日、玳鬼にケーキ持って行くから材料買わないとだなぁ。

今日仕事終わってから、買おぅと。

はぁっ。
今日も仕事終わったぁ。

明日休みだぁ。
さてと、ケーキ作るから材料買って帰ろぅっ。



え~っと・・・。

・スポンジケーキ
・生クリーム
・フルーツ缶詰め
・苺
・バナナ
・髪染め粉(アッシュ・ブラウン)



これで全部かな?っ

レジ行こっ。



398円が一点99円が一点・・・。

合計、2100円のお買い上げになります。



買い物した商品を、袋に詰めて居ると、玳鬼からメールが来た。

「終わったら、少し家寄ってく?」

『いぃの?
玳鬼が良いなら、来たい
玳鬼に会いたいもん』

「いいよ」

『やったぁ
今から、来るね』

「分かった
気をつけて来てね
待ってるね」

『分かった』



今から、玳鬼に会える。

楽しみぃ。



なんて考えてると、玳鬼の家に着いた。

『家着いたよ』

「分かった
出てくるから、待っててね」



「荷物多いね
何買ったと?」

『玳鬼の誕生日ケーキの材料だよっあと、染め粉』

「いっぱい買ったね」

『荷物持つから、貸して』

「いいて
荷物は、俺が持つけん、緤娘は家上がって」

『分かった
お邪魔しま~す。』

「2階の俺の部屋上がっとって。」

『分かった。』
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