~メールから始まる恋~
「あっちで、景色見よっ。」
『いいよ。』
「緤娘、大丈夫?
登れる?」
『ありがとう。
大丈夫だょ。
うゎ~。
高いね。』
「うん。
大丈夫?」
『大丈夫だょ。
怖いけど。』
「何か普段わかんないとことか、上から見たら、わかるね。」
『そだね。
不思議。』
「寒くなってきたから、そろそろ帰ろっか。」
『うん。
チャリ取り行って帰る。』
『玳鬼の家着いたね。』
「近道したら、こっちが早いね。」
『うん。
そだね。』
『寒~ぃ
ベッドの中暖かいっ。』
「電気毛布着けてるからね。」
『玳鬼、電気毛布使うとか、おじいちゃんやん(笑)
うける~。』
「緤娘、笑ったから罰として、キスする(-.-;)」
『チュウなら、いいよ。』
「もう、8時30分なるから送るね。」
『分かった。』