~メールから始まる恋~



「あっちで、景色見よっ。」

『いいよ。』

「緤娘、大丈夫?
登れる?」

『ありがとう。
大丈夫だょ。
うゎ~。
高いね。』

「うん。
大丈夫?」

『大丈夫だょ。
怖いけど。』

「何か普段わかんないとことか、上から見たら、わかるね。」

『そだね。
不思議。』



「寒くなってきたから、そろそろ帰ろっか。」

『うん。
チャリ取り行って帰る。』



『玳鬼の家着いたね。』

「近道したら、こっちが早いね。」

『うん。
そだね。』



『寒~ぃ
ベッドの中暖かいっ。』

「電気毛布着けてるからね。」

『玳鬼、電気毛布使うとか、おじいちゃんやん(笑)
うける~。』

「緤娘、笑ったから罰として、キスする(-.-;)」

『チュウなら、いいよ。』



「もう、8時30分なるから送るね。」

『分かった。』
< 27 / 31 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop