愛し人〜aishibito〜
雅也がそう言って両手で肩を抑えて止めた直後何かの痛みを感じて久美子は頭を右手で触れると額に何かが付いているのに気付く。
『何!?!?』
「ああ…大丈夫だ。大した事ない頭はかすり傷程度で済んだし脳波に異常はなかったから…左手は軽い捻挫だ」
『マシャ…何言ってるの?脳波異常ないって……私どっか悪かったの?てゆーか何で病院にいるの?わけわかんない。何?夢?そっかこれまだ夢の続きなんだ』
「現実だ。まだ寝ぼけてるのか」
『何で私ここにいるの?全然分からない』
「覚えてないのか?ここに搬送されて来た時の事」
『え…』
『何!?!?』
「ああ…大丈夫だ。大した事ない頭はかすり傷程度で済んだし脳波に異常はなかったから…左手は軽い捻挫だ」
『マシャ…何言ってるの?脳波異常ないって……私どっか悪かったの?てゆーか何で病院にいるの?わけわかんない。何?夢?そっかこれまだ夢の続きなんだ』
「現実だ。まだ寝ぼけてるのか」
『何で私ここにいるの?全然分からない』
「覚えてないのか?ここに搬送されて来た時の事」
『え…』