愛し人〜aishibito〜
「今日は後ろに乗った方いいな」
雅也が車の
後部席のドアを開けてくれた。
『ありがと』
病院を出てしばらく走ると
雅也は言う。
「腹減ったろ」
『うん』
「ハンバーガー食べたいか?」
『え』
「ハンバーガー食べるはずだったんだろ」
『そうだけど』
「だったら食べるか」
『いいの?』
「凪川くんとは食べるのに俺と食べるのは嫌なのか」
『そんな事ないよっ』
そして、ハンバーガーショップへやって来た久美子と雅也。
「何食べたい?」
『じゃこれとこれ』
「分かった。久美子は先に行って席を取ってて」
雅也が車の
後部席のドアを開けてくれた。
『ありがと』
病院を出てしばらく走ると
雅也は言う。
「腹減ったろ」
『うん』
「ハンバーガー食べたいか?」
『え』
「ハンバーガー食べるはずだったんだろ」
『そうだけど』
「だったら食べるか」
『いいの?』
「凪川くんとは食べるのに俺と食べるのは嫌なのか」
『そんな事ないよっ』
そして、ハンバーガーショップへやって来た久美子と雅也。
「何食べたい?」
『じゃこれとこれ』
「分かった。久美子は先に行って席を取ってて」