愛し人〜aishibito〜
数分が経ち
久美子が衛介の前に現れる。






『衛介さん、ネクタイの絞め方分かんない』



「はいはい。任せて」






今までネクタイを絞めた事がなかった久美子は衛介に絞めてもらったが少し緩めだった。






『こんなんでいいの?』



「ブラウスのボタンはこの辺まで開けちゃってネクタイも緩めに絞めてスカートももうちょい短くする方が可愛く見えるの」



『へぇさすが衛介さん』



「と…こんな感じかしらね」
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