愛し人〜aishibito〜
11.恭也の告白
駅前に着いて
階段をぼんやり下りていると
突然、久美子の携帯が鳴り出してスクールバッグから取り出すと
相手は恭也だった。
『もしもし…恭くん?』
「久美ちゃん、今何してんの?」
『何かブルーな気分』
「どうしたの?俺が相談に―――乗るよ」
どこからか
恭也の声が聞こえてきた。
階段をぼんやり下りていると
突然、久美子の携帯が鳴り出してスクールバッグから取り出すと
相手は恭也だった。
『もしもし…恭くん?』
「久美ちゃん、今何してんの?」
『何かブルーな気分』
「どうしたの?俺が相談に―――乗るよ」
どこからか
恭也の声が聞こえてきた。