愛し人〜aishibito〜
14.キス
翌日。学校が休みで
ゆっくり出来るはずが普段より
早く目が覚めてしまった。
一階へ下りて
洗顔をすると寝不足のせいか
少し目が赤かった。
ぼんやり鏡を見ていると
背後に父親の健三が居て
鏡ごしに目が合ったので
振り返り朝の挨拶を交わす。
『パパ、おはよ』
「おはよう。久美子、早いな」
『あはは目が覚めちゃったから…それにしてもパパ帰って来てたんだね。事件は?』
「被疑者が捕まったからな。と言ってもこれから裏付けなど山程あるが」
『大変そうだね』
「あ、そうだ…久美子。シュークリーム好きだろ?」
『うん』
「知人に貰ったのがあるから後で食べるといい」
『ありがとう』
ゆっくり出来るはずが普段より
早く目が覚めてしまった。
一階へ下りて
洗顔をすると寝不足のせいか
少し目が赤かった。
ぼんやり鏡を見ていると
背後に父親の健三が居て
鏡ごしに目が合ったので
振り返り朝の挨拶を交わす。
『パパ、おはよ』
「おはよう。久美子、早いな」
『あはは目が覚めちゃったから…それにしてもパパ帰って来てたんだね。事件は?』
「被疑者が捕まったからな。と言ってもこれから裏付けなど山程あるが」
『大変そうだね』
「あ、そうだ…久美子。シュークリーム好きだろ?」
『うん』
「知人に貰ったのがあるから後で食べるといい」
『ありがとう』