イケメン王子様と今日から1つ屋根のした!?
私…竹下 さゆみ。


彼氏いた歴…0

男嫌い…。


だから、恋なんて興味がない。
実際…私みたいなメガネなブスが彼氏なんて…



無理でしょ…



とにかく男は大嫌い。


彼氏なんていらないも~ん。


そんな事を思ってると…


キャー!!
キャー!!



廊下が女子の黄色い声で
騒がしくなった。




「新田くんだ~!本当いけめん~!!」




いつも思うこの騒ぎ…
ただえさえ私は、低血圧で朝が特に苦手な私には…


大迷惑…




「出た~!イケメン王子様。
ね、このさいさイケメン王子なんてどう?」



「イケメン王子ねぇ~。
てゆかイケメン王子様って誰なの?」





イケメン王子様って皆騒いでるけど、、正直顔なんて見たことないし…


誰なのか名前わからない。




ま、興味がないからか笑っ


「ったく、どんだけ興味ないのよ!ほら…見てみなさい!」



グイっと私のほっぺたを掴み、イケメン王子様へと顔を向かせた。




サラサラゴールドアッシュの髪の毛…
日本人離れした綺麗な顔…

そして王子様スマイル…




確かに王子様だ。




けど…やっぱり…



「あんなの絶対嫌。」



「ちょっと~学年のイケメンNo.1…成績優秀の新田絆 
ニッタキズナだよ?格好いいとか少しも思わないわけ?」




「うん。」





「全然?」





「だ~か~ら~
男は嫌いなの~!!」




「全く…さゆが恋する乙女になるのはいつなんだろ~」





いつだろう…



てゅかいらないよーだ。




 (^o^)/




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